新人教育、現場で起きたズレと戸惑い

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新しい職場に少し慣れ、ようやく自分のペースで仕事が回り始めた頃、新人が入社。

新人さんが入ること自体は、大変ありがたいことです。
人員不足の現場では、誰かが増えるだけで救われる場面も多い。
だから私は、「一緒にやっていこう」という気持ちでいました。

ただ、少しずつ違和感が積み重なっていきました。


ルールを守らないことで、現場が困る

まず気になったのは、物品の使い方でした。

現場では、
・使用数が決まっている物品
・在庫管理が必要な消耗品
があります。

でも新人さんは、その決まりを説明し理解しているにも関わらず、必要以上に物品を持って行きます。

結果どうなるかと言うと、
・在庫数が合わなくなる
・次の勤務者が困る
・「誰がどれだけ使ったか分からない」状態になる
これは決して細か話ではありません。
介護の現場では、物がない=ケアが滞ることにつながります。

「理解できていないだけかもしれない」
そう思って、私は感情的にならないように、ルールを再度伝えました。


「話すのも仕事」だけど、度をこえると…

もう一つ、悩んだのが時間の使い方でした。

新人さんは、利用者さんとよく話す人でした。それ自体は悪いことではありません。むしろ、話を聞くことも大切な仕事です。

でも、
・ほかにやるべき業務がある
・周囲が動いている
・その時間帯に優先すべき仕事がある
そういう状況でも、延々と会話が続いてしまうことがありました。

はなすのは仕事。でも、話続けて業務がおろそかになるのは違う。

私はそう思いました。


注意した理由は「責めたい」からじゃない

私は悩みました。
言わなければ、楽です。見て見ぬふりをすれば、波風は立たない。

でも、
・在庫が合わなくなる
・他のスタッフに負担がいく
・利用者さんのケア全体に影響が出る
そう考えると、注意しない方が無責任だと思いました。

だから、きつい言い方にならないように気をつけながら、こう伝えました。
・物品には使用数の決まりがあること
・話すことは大事だが、優先順位もあること
・周りの動きも見ながら動いてほしいこと
あくまで、「一緒に働く上での共有」のつもりでした。


返ってきたのは「辞める」という言葉

ところが、その後、管理者からこう言われました。

「注意されたことで、辞めると言っている」

正直、頭が真っ白になりました。

「え?」
「私、そんなに強く言った?」
「伝え方、間違えた?」

一気に、自分を責める気持ちが押し寄せました。


何が一番しんどかったか

この出来事で一番つらかったのは、注意した内容ではなく、構図でした。
・現場のルールを守ってほしいと伝えた
・業務が回るように注意した
・それが「辞める」という話にすり替わったb
結果として、**”注意した側が悪者になる空気”**が生まれてしまった。

私は誰かを追い詰めたかったわけじゃない。
現場を守りたかっただけです。

でも、その気持ちは、簡単に伝わらないこともあるんだと知りました。


この経験で学んだこと

この出来事を通して、私はいくつかのことを学びました。
・ルールは「正しさ」だけでは伝わらない
・注意は、受け取る側の状態に大きく左右される
・個人の問題が、いつの間にか人間関係の問題に変わることがある

そして何より、現場を守ろうとする人ほど、疲れていく構造があること。


今なら、こう考える
今の私は、こう思っています。

ルールを守ることは間違っていない。
業務を優先する考え方も間違っていない。

でも、
・どこまで現場でかかえるのか
・どこから管理者に判断を委ねるのか
その線引きは、とても大事だと。

全部を自分で背負う必要はなかったのっかもしれません。


同じ立場の人へ

もし今、あなたが
・新人に注意したら空気が悪くなった
・正論を言ったのに、悪者扱いされた
・現場を守りたいだけなのに、疲れてしまった
そんな状況にいるなら、伝えたいです。

あなたは、間違っていません。
ただ、一人で抱えるには重すぎる役割を背負っているだけかもしれません。

外語の現場は、人を支える場所。
だからこそ、働く側も支えられなければ続きません。


おわりに

新人指導や注意で悩んだ経験はありますか?
「言ってよかった」「言わなければよかった」どちらでも構いません。

あなたの経験を、よければ教えてください。

※本記事は個人の体験談をもとにしており、特定の個人・施設を指すものではありません。プライバシー保護のため一部表現を著性しています。

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